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精神疾患の発症経過と今後の療養見通し

療養報告

 平成20年4月2日から病気療養中ですが、平成20年10月3日から平成21年3月31日まで休職する予定であることから、療養状況等について取りまとめたて職場へ報告したものです。
1 精神疾患を発症した背景
 (1) 人事異動や引っ越しなどの環境変化に弱く、精神科受診前にも人事異動のたびにうつ状態を繰り返していたこと。
 (2) 連日朝6時頃に職場へ出勤したり、土日祝日、盆休暇及び年末年始等にも勤務し、仕事が手放せない強迫神経症ともいうべき完璧主義を長い間貫いてきたこと。
2 発症経過
 (1) 平成15年10月に疲労を原因とする右顔面神経麻痺で2週間の入院を経験しました。退院後、直ちに復職を希望しましたが、私の入院を機会に職場上司が年度途中での大規模な内部異動を行っており、この検証を終えるまで、2週間の自宅待機(復職延期)を行うよう命じられました。
 (2) 〇〇合併の枠組み等で〇〇の〇〇や〇〇を巡る動きが白熱する中で、新任の〇〇局長が合併の枠組みを方針転換したほか、職場上司の連日の叱責等に耐え切れず、希死念慮がみられたことから、平成16年7月に初めて精神科を受診し、うつ病の治療を開始しました。
 (3) 平成16年中に病気休暇を2回にわたり延3ヶ月取得しましたが、職場上司から休暇中には自宅へ、復職後は個室での連日の叱咤激励が続き、抗うつ薬の長期投与による薬物躁転も重なって、軽躁状態が続きましたが、当時の主治医がうつ病の治療を継続したため、症状が悪化してしまいました。
 (4) 平成17年4月に〇〇へ転勤となりましたが、漠然とした不安感から着任後、約10日足らずで病気休暇を取得しました。当初1ヶ月の予定で病気休暇を取得しましたが、間もなく双極性障害�U型(軽躁とうつで気分の高揚が小さいのが特徴)と診断されて治療を開始し、計4ヶ月間の病気休暇を取り、復職後、1ヶ月の半日勤務を経て、フルタイムでの勤務となりました。
 (5) 〇〇での2〜3年目は、〇〇表彰及び〇〇表彰を個人受彰するなど、アイディアが湧き出る躁状態にあり、不眠や多弁等の症状の中で勤務を続けました。特に人事異動直前の平成20年3月までは〇〇等の〇〇方式の導入に向けた〇〇の指導業務を専任で担当し、業務のピークと〇〇への異動準備が重なり、心構えを整えるいとまもなく過ごしました。
3 最近の療養状況と今後の療養見通し
 (1) 〇〇へ異動した4月1日の深夜から翌日にかけて顕著な意欲低下と大きな不安に襲われてうつ状態となり、3ヶ月の病気休暇を取得しましたが、症状が好転しないことから、さらに3ヶ月病気休暇を延長しました。
 (2) 7月頃からやや躁状態に傾き始めていましたが、職場から話のあった主治医を交えた四者面談が不調に終わり、転院を余儀なくされました。7月末の転院後、新しい主治医との信頼関係を構築し、治療計画を進めていくこととなり、主治医からしっかりと療養したほうがよいとの助言もあったことから、病気休暇の満了前までに復職したいという私自身の希望は実現することなく、予期せぬ休職を願い出ることとなりました。
 (3) 8月頃からは、不眠や多弁等のほかに、攻撃的な躁の症状が現れるようになり、私の内科入院や主治医の学会出張による臨時休診などで適切な精神科治療を受ける環境が整わず、これまで経験したことがない、突き抜けたような躁の症状の中で関係部署等へ〇〇を行い、この病気の特徴ともいえる大きな迷惑行為を初めて行ってしまいました。
 (4) 主治医から、病名を最上位の双極性障害�T型(躁とうつの大きな波が特徴)に変更する旨告知されるとともに、今後の治療方針等について相談したところ、入院治療ではなく、引き続き通院治療とし、薬剤の増量で躁状態の沈静化を図ることとなりました。
 (5) 〇〇後、後悔の念で強烈な躁状態から一気に脱したところもある一方、希死念慮や退職といった強迫観念が発現し、現在は恐怖で外出もできない状態にあります。
 (6) 主治医は、薬剤調整の都度、血液検査を行い、薬剤の血中濃度を測定しながら、投与量を決定するという最新の医療技術を提供し、徐々に状態を安定させて職場復帰ができるように治療を進めていきたいとしており、私も頭を切り替えて復職に向けて療養に専念して毎週の通院と日々の服薬管理をしっかり行うこととしています。
4 療養生活等の様子
 (1) 最近は不眠と過活動が続いているほか、内科入院も重なり、体が疲れきっている状況にあります。〇〇の件以降は躁とうつが混合してきており、精神的な安定を最優先にして治療を進めていく予定です。
 (2) 日課の散歩や図書館などでの気分転換を努めて行うようにしていましたが、躁状態の症状が強く危険であることから、最近は控えている状況にあります。
 (3) 食事は毎日決まった時間に3回とっていますが、テレビや新聞はあまりみることがありません。徐々に安定してくれば以前の状態に戻すよう調整していく予定です。
 (4) 主治医は、病気休暇の満了前までに復職したいというように考えず、しっかり療養に専念して体調を万全にした上で職場復帰を目指すように話しており、着実に治療を重ねて職場復帰できるように取り組むこととしています。
 (5) 職場から話のあった主治医との四者面談が不調に終わり、結果的に長年通院してきたクリニックを転院することとなり、予期せぬ休職で職場のみなさまに多大なご迷惑をおかけすることとなりました。私自身も経済的な不安のほか、希死年慮や退職といったさまざまな思考の中での休職が開始されることから、慎重に対応していく予定です。
5 休職中の療養課題
 (1) 新しい主治医のもとで、双極性障害�T型として、しっかりと通院治療を続けるとともに、服薬管理を行い、精神的な安定を取り戻し、職場復帰できるように準備する。
 (2) 躁状態の症状の中で迷惑行為を起こしてしまい、今後、大きなうつ状態に転じることが予想されることから、希死念慮や退職等の強迫観念を排除し、躁とうつの波を薬でコントロールできるように治療の成果を挙げる。

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