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通院日(整形外科) 検査結果、紹介状(甲状腺)

整形外科

クリニックから午前中に2回、お昼に1回電話がありました。1回目は携帯電話への連絡で知らない番号のため出ませんでした。2回目と3回目はマナーモードにしていたため気がつきませんでした。
メッセージにあとでまたかけるとありましたが、午後の診療開始の14時過ぎてからこちらからかけたところ、昨日の採血の結果を伝えたいのでクリニックへ来れますかとのこと。昨日は1ヶ月後でもいいといっていたのに変だなと思いながらクリニックへ行ってきました。
(血圧測定)
Ns「血圧を測ります。深呼吸を2、3回してください。」
私「はい。」
Ns「高いですね。210の127。具合は悪くないですか。」
私「悪いです。」
Ns「どういう感じですか。」
私「頭が痛くて、目がつぶれそうです。」
Ns「家ではどうしてました。」
私「市販の鎮痛剤を飲んで頭に冷たいものを載せていました。」
Ns「横にならなくていいですか。」
私「すぐ終わるでしょうからいいです。」
Ns「血圧の薬は飲んできましたか。」
私「はい。」
Ns「吐き気やめまいはありますか。」
私「えぇ。まぁ。それより頭が痛いですけど。」
Ns「それではお待ちください。」
私「・・・。」
(診察)
Dr「呼んだのは採血の結果のことです。」
私「・・・。」
Dr「悪玉コレステロールやヘモグロビンA1cが高いのはわかっていることでしょうけど、甲状腺の値が高かったのです。これが高いと甲状腺刺激ホルモンが低くなります。これまで甲状腺のことで何かいわれれたことはありますか。」
私「いいえ。」
Dr「甲状腺の治療をすればいろいろな体の不調がよくなることもあるかもしれませんね。糖尿病で通っている内科の先生に電話してみましょう。今日はちょっと不在のようですね。あとでかけときますから。でもあの先生は専門じゃないからな。近所にすごく流行っているクリニックがありますが混んでいますからいやでしょ。車があるようだからいつもすいているクリニックへの紹介状を書きますから。甲状腺の専門ですから。」
私「あの。リーマスを飲んでいるのですが、これを飲むと甲状腺に影響があると聞いたことがあるのですが。」
Dr「リーマスはいい薬だけどね。どれどれ。辞書で調べたけどちょっとみた感じでは特に何もないよ。」
私「そうですか。」
Dr「手のしびれのほうはどうなの。」
私「ここに通院した頃のような感じです。」
Dr「よくなっていないってことか。電気治療をして少しは良くなった気もしたんだよね。」
私「えぇ。まぁ。でもあまり効果がないなと思って今週からやめることにしましたけど。」
Dr「ということはよくなるかもしれないんだ。じゃ。続けてみなさいよ。今日もこれからやっていってよ。その間に紹介状を書いておくからさ。紹介先には今日行ってもいいし、近々ね。」
私「はぁ。・・・。」
(電気治療)
物「よそのクリニックを紹介されるそうですね。」
私「えぇ。まぁ。」
物「大変ですね。あっちもこっちも。」
私「電気治療はやめるつもりだったのですが、先生に続けてみればみたいな感じで。MRIも2回も続けて検査するし。昨日の採血の結果は1ヶ月後でいいといわれていたのに家に電話があって呼び出されたんです。しかも3回も電話があって。びっくりしました。」
物「大変でしたね。甲状腺もあちこちに悪さするみたいですから。」
私「最初は紹介のあったところに行きますけど、薬が決まれば通院先をまとめるようにしたいなと思っています。」
物「コントロールが難しくなければまとめてもいいかもしれませんね。」
私「そうですね。それから電気治療に週2回も通っているところを職場に見られると何をいわれるか。このために休んでいるわけではないので。」
物「それもそうですけど、まぁいいじゃないですか。こんなときでないと治療を続けられないかもしれないし。」
私「・・・。」
物「それでは電気を流しますよ。」
私「はい。」
物「終わりました。お疲れさまでした。」
私「ありがとうございます。」
(紹介状)
Ns「紹介状とクリニックのパンフレットです。裏面に地図があります。わかりますよね。」
私「えぇ。」
Ns「クリニックに行くのはいつになってもいいですから。お好きなときに。クリニックはたぶん予約制だったと思いますから、電話してから行ってください。」
私「・・・。」
■医療費(自己負担)
クリニック 1,070円
■診療情報提供書(2008.11.20)
【傷病名】甲状腺機能亢進症
【目的】上記の精査加療につき
【既往歴及び家族歴】
 内科クリニック:糖尿病、高血圧症
 精神科クリニック:双極性障害
【症状経過及び検査結果】
 いつも大変お世話になっております。
 上記患者さんを御紹介申し上げますので、何卒よろしくお願いいたします。
 当院には左手指のしびれ感で通院されています。当科的には肘部管症候群や尺骨神経障害を考えていますが、物療でも目立った効果はなく重症感もないので経過観察中といったところです。なお、脳MRI、頚椎MRIでは左手指のしびれの原因となるような器質的異常は認められませんでした。
 さて、頸動脈エコーで甲状腺が少し大きめに見えたことと、いろいろと基礎疾患があること、脳MRIで下垂体が正常よりやや大きく見え下垂体腺腫も否定できない状態であることから少し項目を拡大して採血してチェックしました。
 そうしたところ、脂質代謝異常(高LDLコレステロール血症)や糖尿病は予想どおりですが、甲状腺機能亢進症を発見しました。治療の必要性は?ですが、貴院受診をすすめた次第です。御多忙のところ恐縮ですが、御高診・御加療の程、よろしくお願い申し上げます。
【現在の処方】
 メチコバール錠500μg0.5mg3T×28分3 毎食後
【備考】
 双極性障害のため現在自宅療養中です。
■採血結果(2008.11.19)

区分検査結果基準値範囲
尿酸5.53.6/7.0
尿酸窒素9.68.0/20.0
LDLコレステロール197↑70/139
クレアチニン0.58↓0.65/1.09
Na146↑135/145
3.53.5/5.0
CI10498/108
中性脂肪13550/149
AST1910/40
ALT165/45
ALP202104/338
γーGT146↑0/79
LDH181120/245
グルコース122↑70/109
HDLコレステロール5040/80
FT42.4↑0.8/1.9
FT37.1↑2.2/4.1
甲状腺刺激ホルモン精密測定0.1↓0.4/4.0
白血球数11410↑3500/9700
赤血球数531438/577
赤色素量14.513.6/18.3
ヘマトクリット48.040.4/51.9
MCV9083/101
MCH27.3↓28.2/34.7
MCHC30.2↓31.8/36.4
血小板数35.114.0/37.9
ヘモグロビンA1c8.8↑4.3/5.8
黄体形成ホルモン4.20.8/5.7
卵胞刺激ホルモン精密測定5.12.0/8.3
プロラクチン9.13.6/12.8

(参考)
メルクマニュアル家庭版, 甲状腺機能亢進症 163 章 甲状腺の病気
医薬品情報(炭酸リチウム)
※甲状腺機能障害とリーマスの関係について確認したところ、慎重投与であることがわかりました。甲状腺機能低下症であればリーマスの中止または甲状腺の薬との併用となるようです。甲状腺機能亢進症の場合はリーマスの中止となるのではと思いますがわかりません。明日、紹介を受けた専門医に伝えた上で来週精神科を受診したときに話したほうがいいか尋ねてみようと思います。
【使用上の注意】
1 .慎重投与(次の患者には慎重に投与すること)
(5)甲状腺機能亢進又は低下症の患者[甲状腺機能低下を起こすおそれがあるため、甲状腺機能亢進症の診断を誤らせる可能性がある。また、甲状腺機能低下症を増悪させるおそれがある。]

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