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8人に1人が苦しんでいる!「うつ」にまつわる24の誤解(ダイヤモンド・オンライン)

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ダイヤモンド社のウェブサイト「ダイヤモンド・オンライン」に、泉谷クリニック(東京都渋谷区広尾)の泉谷閑示院長のweb連載(2008.10.16から原則隔週で約1年間)が掲載されています。
休職や復職をテーマにしたものもあり、本ではなかなか探せなかった情報を読むこともできてとても参考になりました。

8人に1人が苦しんでいる!「うつ」にまつわる24の誤解
http://diamond.jp/series/izumiya/bn.html(バックナンバー)
泉谷クリニックは、精神療法専門で自由診療(保険適用外)ということで薬物療法や応急的な対応は行っていないそうです(薬物療法の併用が必要な方には、希望により関連のクリニック等を紹介しているそうです。)。
薬物療法が主流の中でよく3分診療といわれますがこうした精神療法を受ける機会が地方でも増えるといいなと思います。費用を負担できるかどうか不安ですけど。

「うつ」にまつわる誤解 その(9)で、「復職」を急ぐ気持ちについて取り上げていますが、特に「焦り」という説明では伝わらないこと、「復職したい」は本当に「心」の声なのか?、本当に復職が可能なのはどんな状態の時なのか?、「真の休息」の後に何が起こるか?といった解説が大変参考になりました。
ここ数ヶ月疑問に思っていたことへの答えのように思います。
自分自身も少し状態がよくなると復職しなくてはと考えたり、怠けていると思われていると気持ちとは裏腹に復職してやると考えてしまいました。
今年1月末に自分の気持ちに正直に休職延長願を出していながら職場から復職可能ではないかと疑われてすぐに復職願を出し直したのも意地になっていたからであって復帰できるような状態ではなかったと思います。
3月の復職審査会でそういう経過や受け答え、表情などを見透かされて復職不可となったと思います。
ですからその理由は焦っているからとしかいいようがなかったのだと思います。
4月の診察で復職の手続きを進めようと悩みましたがこれのときもまだ気持ちを偽って復帰しなければならないと焦っていたので依然として改善されていなかったわけです。
その後、復職不可となったのは休職の常習者であるとか、長期休職で迷惑をかけているとか、自分なりに考え始めたり、魔法が解けてきたような気分になって散歩に出かけるようになったり、さらに踏み出して図書館へのリワークプログラムに取り組もうと考え始めました。
もしかするとこの辺が真の休職へ移行して漫然と過ごしていたものが物足りない退屈なものに感じられるように変わってくるときなのかもしれません。
真の休息を経て復職したいと考えるようになれば焦っているといわれるようなことはないといいます。
これまで復帰と休職を何度も繰り返してしまうケースや長い期間状態が改善できずにいるケースのほとんどは、真の休息に至る前の段階で復帰を急いでしまっているか、真の休息をいまだ許していない状態にあるという筆者の解説はとても納得しました。
不安なのは真の休息を経て復帰と休職の常習者かたやっと永続的な復帰を果たそうとしてもすでに信用を失っており、職場の居場所がなくなっていたり、同僚に相手にされないときはどうすればいいのかということです。
また、真の休息を自覚した後どの程度過ごしてどの程度の状態になれば復帰の意思表示をしてもよいのかよくわかりませんでした。
真の休息の考え方は理解した上でのことですが、1年以上の長期休職を過ごしており、現実的な問題もありうまく折り合いをつけたいような気もするのです。

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