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ついに転院

転院

朝8時半に自宅を出発して午後3時半頃帰ってきました。長い一日でしたが無事転院することになりました。
転院先のクリニックにつくと受付で初めてきた旨伝えました。時間がかかるけど大丈夫かと聞かれ大丈夫だと答えました。紹介状の有無の確認はありませんでした。クリニックは清潔でゆったりとしています。院内処方や会計も早いようです。なにより応対が親切です。好印象でした。
まず最初に採尿、血圧、身長、体重を看護婦さんが行って、診察に入りました。先生はぼさぼさ頭の年配の先生で持参したこれまでの経過や診断書、紹介状の写しなどをじっくりと読んでいました。その後一通り生活歴や家族歴などを聞かれ、なぜ転院してきたのか尋ねられました。これまでの診療所での診断書のトラブルなどを正直に話しました。先生は否定も肯定もしませんでした。心理テストを先に受けるようにいわれました。
心理テストは4種類あり、40分から50分くらいかかりました。その後、また診察室に呼ばれて、心理テストの結果や治療方針を伝えられました。
心理テストの結果はW型で論理的、哲学者タイプで温厚で和を好むとのことでした。昨年、うつ病で治療中に上司と衝突したのは、心理面から考えるとおかしいので、たぶんそのとき既に躁状態だったのではないかということでした。なるほどそうかもしれないなと思いました。
処方薬のうち抗うつ薬のひとつのノリトレンはもう必要ないだろうといわれました。その他は継続するけど、3ヶ月位でデパケンを1,200mgから300mgまで減らそうといっていました。その後、また3ヶ月くらいかけて薬をさらに減らせるかどうかというところだそうです(あとで気がついたのですが、今回ルボックスも半分になっていました。50mg×3T⇒25mg×3T)。
薬は1週間分だすので来週またくるようにいわれました。その後、よければ薬は3週間から4週間分だしてもよいといっていました。
これまでの診療所も院内処方でしたが、処方薬の説明書はついてきませんでした。今回はカラー刷りの説明書がついてきました。薬剤師さんも丁寧な方でした。高血圧の薬も一緒に出してくれるそうです。助かりました。
会計で5,070円請求されましたが、32条(公費負担)を受けている旨伝えたら、1,220円ですみました。変更の手続きは後でやってくれるようです。午後に32条の患者票を持参すると約束して転院が完了しました。時計をみるとお昼を過ぎていました。
午後2時にこれまで通っていた診療所にいきました。受付で転院するので32条の患者票を受け取りに来ましたといったら、しばらくまたされて、先生に事情を話してからにしてくださいといわれました。
30分ほど待っていると診察室に呼ばれました。先生はどうして転院するのかと尋ねてきました。先日の診断書のことがつらかったこと、職場に話したら転院を勧められたことを伝えました。
先生はカルテを放り投げて、いきなり手のひらを返したように「俺のように腕のいい医者がほかにいるのか。いきたければどこにでもいけばいい。」と捨て台詞をはきました。医者ってこういうものなんだと悲しいやら情けない気持ちになりました。
転院先のクリニックに32条の患者票を届けて、前の診療所の先生からいわれたことを伝えました。受付の女性は紹介状を書きたかったのかもね。といいましたが、それはありえないなぁと思いました。
とにかく長い一日でした。無事転院できてよかったと思います。今度のクリニックでは減薬しながら体調を整えていく方針です。これまでのずっと同じ処方とは全然違います。先生を信頼して通院してみようと思います。
1 双極性障害の薬 7日分
 ・バレリン錠200mg×6T⇒デパケンR錠200mg×6T(毎食後)
 ・デプロメール錠50mg×3T⇒ルボックス錠25mg×3T(毎食後)
 ・ノリトレン錠10mg×3T⇒0T(中止)
 ・ベゲタミン錠-B×2T⇒ベゲタミン錠-B×2T(就寝前)
2 高血圧の薬 7日分
 ・ラピノーゲン錠10mg×3T⇒インデラル錠10mg×3T(毎食後)
 ・マカシーA錠25mg×2T(朝食後)⇒アルダクトンA錠25mg×2T(毎食後)
 ・コバシル錠(朝食後)4mg×1T⇒OT(中止)

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