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シュリンク―精神科医ヨワイ― (2)双極症

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中村倫也さん(精神科医役)と土屋太鳳さん(看護師役)が出演するNHKの土曜ドラマを見ました。第二話は双極症(ラーメン店の店長谷山玄役、松浦慎一郎さん)でした。
職場上司の物言いや部下を気遣い何もできなくなり受診を勧められて抗うつ薬を処方されたところ気分が高揚して躁転を経験した以前の私を見ているようでした。
中村倫也さんが玄が励んできた柔道の父といわれる嘉納治五郎さんの言葉を伝えられたり入院中に佐戸井けん太さん(入院患者役)から今の玄の姿を聞かされるなどが一つ一つ病気を受け入れるまでのきっかけになったように思います。親のいない玄が心から信頼している小林薫さん(玄の柔道の師匠役)の対応はすばらしく自分にもこのような方がいればとうらやましく思ってしまいました。こうしたときに兄を慕う土村芳さん(玄の妹役)が職場でプロポーズを受けて迷っている姿に太鳳さんが伝えた言葉もとても印象に残りました。
第二話の双極症は私と同じ病気でした。ドラマでは発症時の様子を自分と重ねて見ることができました。病気の症状が一時的に軽くなったり消えたりした状態を寛解(かんかい)というそうですが私自身も病気と向き合いこれからも時間をかけてじっくりと受け入れて過ごしていくことが大切と改めて思いました。
次回第三話(最終回)はパーソナリティ症(BARで働く風花役、白石聖さん)とのことです。第一話はパニック症(シングルマザー雪村葵役、夏帆さん)でした。それぞれ病気のつらさは違うと思います。抱える苦しみも自分にしかわからないのかもしれません。それでも周りにいるみなさんを信頼して過ごしていけるようになりたいと思います。

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