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ジェネリック医薬品でどのくらい節約できるのか

双極性障害

処方薬が多くなると窓口で支払う3割負担も大きくなり財布の中に数万円ないと払えません。
ジェネリック医薬品(後発医薬品)の話は聞いたことがありますが、どのくらい節約できるものかわかりませんでした。
そこでGenecalを使用して試算してみました。このサイトでは薬品名と数量で簡単に試算できますし、結果をプリントアウトして薬局へ渡すジェネリック医薬品お願いシートも出力できます。
http://www.genecal.jp/
試算にあたり精神科の分はリーマス錠とデパケンR錠だけで1割負担なので除くことにしました。
また、皮膚科のラシミール錠はジェネリック医薬品の匂いが耐えられず先発医薬品のラシミール錠へ戻した経過があるほか、あと1ヶ月ほどで治療が終わる予定なので除くことにしました。
従って、試算の対象は、心血管腎内分泌内科と糖尿病代謝科の11種24錠となります。

ジェネリック医薬品と代替可能なものは4種14錠、既にジェネリック医薬品のもの2種4錠、ジェネリック医薬品のないもの5種6錠となっています。
ジェネリック医薬品とした場合、薬価差は1日461.8円となり、3割負担の場合28日で3,880円(365日50,750円)の支払いが軽減されます。
ジェネリック医薬品との代替が可能となったのは心血管腎内分泌内科だけで糖尿病代謝科ではありませんでした。
診察、処方は45日ごとなので薬局窓口(3割負担)での支払いは6,234円軽減(28.4%)となります。

心血管腎内分泌内科 18,190円→11,956円(6,234円=461.8円*45日*3割)
糖尿病代謝科       3,760円→    0円
計              21,950円→11,956円

28.4%の軽減が図られるのであればジェネリック医薬品への変更を検討するべきだと思いました。
何しろ確定申告での医療費控除では手間暇をかけた割にわずかな還付しかないので支出を抑えることが賢明であると考えました。

コメントはこちら

  1. お母ニャン より:

    hyouhyouさん、こんばんは
    トラックバックさせていただきました。 よろしくお願いいたします。
    hyouhyouさんとは逆にジェネリック反対派です。 獣医としてジェネリックで2匹、死なせてます。
    バイアスピリンをジェネリックに変えたための死亡例も聞いています(人間)
    糖衣錠なんか、割って、中身を見てください。 白いはずの薬が茶色かったりはしょっちゅうです。
    怖いのは、このロット(箱)は大丈夫と思っても、次のロット(箱)はどうか分からないことです。 効きすぎたという経験はないですが…
    私の記事ですが、勤務医たちは先発品(ジェネリックの逆)を使いたい。 だのに病院の方針として使わせてもらえない。 だから怒っているんです。

  2. hyouhyou より:

    こんにちは。
    私はジェネリック賛成派でも反対派でもありません。
    皮膚科のジェネリックの匂いが耐えられずわざわざ先発医薬品を選択しています。
    医師の信念と病院の方針で怒っているとのことですが、患者からすればジェネリックは先発医薬品と一切効果効能に変わりがなく、経済的な負担を軽減してくれる選択肢であるはずです。
    今回の記事はそのような視点でジェネリックの経済的効果を検証しようとしたものです。
    ジェネリックでの死亡例について詳しくわかりませんが、一般論として患者に対して不安をあおるような伝え方は避けるべきだと考えています。
    大切なことはジェネリックが適正に供給され医師にとっても経済的な負担の軽減を望む患者にとっても安心して治療を行う選択肢としていくことと、ジェネリックに対する正しい知識が伝えられて正しく判断できるようにすることだと思います。
    全てのジェネリックに問題があるわけではないと思うので、どのジェネリックにどのような危険が潜んでいるのかわかりやすく情報を提供し、最終的には経済的な負担の軽減と治療上のリスクを比較してそれぞれの患者が選択するものだと思います。
    よくわからずに偉そうなことをことを書いてすみません。

  3. ぶれ より:

    mixiより「ぶれ」薬剤師です。
    わたしも、内科系の薬6剤は全てジェネリックを服用しています。
    診療内科の薬は、クリニックが院内調剤のため、7剤のうち2剤のみジェネリックです。
    私見ですが、ジェネリックにも品質差の存在が予想されますので、信頼しうる製薬会社のものを選択し自分も服用し、患者さんにもお勧めしています。選択基準は過去にでもいいので自社開発品を持っていること。製薬会社としての歴史があること。MRの数が十分で医師に情報を伝達、また必要時には説明に来ること。この3つです。データーは改ざんもねつ造も可能ですし、製造工程の管理に問題がありそうなジェネリックメーカーはなんとなくそんな匂いがします(笑)
    また、その薬の効能にもよりますね。うつ病なのに主役の抗鬱剤をジェネリックにするかどうかはよく考えた方が良いでしょうね。

  4. hyouhyou より:

    ぶれさんへ
    こんにちは。
    大変参考になりました。ありがとうございます。
    ジェネリックも品質差があるようですね。
    素人にはよくわからない世界なのでやはり薬局窓口で相談しながらと進めるのが大切のような気がします。
    内科系の薬が多剤大量投与のため1回当たりの薬代が2~3万円となっていることから試しにジェネリックとした場合について計算してみたもので今のところ直ちにジェネリックにするかどうかは決めかねています。
    次回薬局で薬剤師さんに相談してみたほうがいいかどうか・・・。
    精神科のほうは1割負担で薬代も安いのでジェネリックということは考えていませんでした。
    今後ともいろいろご指導をお願いします。

  5. 私もジェネリック反対派です。
    http://ameblo.jp/sakuranogohan/entry-10264520907.html
    この記事で紹介している「双極性障害」の本にもジェネリックについて書かれています。
    ジェネリックは主成分こそ同じですが、カプセルや錠剤にするための薬剤が違ったりして、まったく同じ効き目とは言えないのです。私は特に精神の方の薬ですから、ジェネリックは怖いです。
    そもそも、ジェネリックなんてカッコイイ名前をつけて政府(厚生労働省)は宣伝してるけど、所詮、ゾロですから。

  6. hyouhyou より:

    さくらごはんさんへ
    こんにちは。
    ゾロはやはりだめっぽいですね。
    精神科の分は1割負担ですむのですが内科系の薬代が2~3万円だとちょっと高いかなと。
    でも効果なかったりリスクがあれば安くでも元もこうもないですね。

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