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双極性障害(躁うつ病)は治るのか(1)

双極性障害

この病気は治るのか、治らないのか。いつまで薬を飲み続けるのだろう。そうした不安がいつもあります。先日mixiでそのような話をする機会がありましたので、要旨を備忘録として残し、この難しい問いに自分なりの考えを整理してみようと思います。
—この病気は治るのか—
双極性障害(躁うつ病)は治ります。治るとは躁状態とうつ状態以外の状態を保つことです。この状態を医学的には寛解(かんかい)といいます。
しかし、寛解は治癒や完治ではないので、治療をやめて放置すると遺伝的な問題などから再発の危険性があります。そのため再発予防のための薬を飲み続ける必要があります。
いつまで飲み続けるかは主治医と相談することとなります。双極1型で躁とうつを数回繰り返しているときは生涯飲み続けるのが普通といわれています。
例えば、糖尿病は食料がなかった太古の時代に備えた体の仕組みが現代ではやっかいな病気となりました。双極性障害(躁うつ病)もよいところがある個性と考えることができるといいですね。
(参考サイト)
躁うつ病のホームページ
http://square.umin.ac.jp/tadafumi/Genetics.htm
http://square.umin.ac.jp/tadafumi/MoodDisorder.html
日本うつ病学会双極性障害委員会
http://www.secretariat.ne.jp/jsmd/sokyoku/pdf/bd_kaisetsu_ver1.pdf
フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%B2%BB%E7%99%92
※寛解では治った感じがしない。薬はいつまで飲み続けるのだろう。という話題は次回で。

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