私の職場へ提出する診断書にはICD−10で病名を記載するように注意書きがあります。
ICD−10とは、世界保健機関(WHO)が作成した「疾病及び関連保健問題の国際統計分類:International Statistical Classification of Diseases and Related Health Problems」の10回目(2003年)の修正版のことをいうそうです。
精神科初診時は中等症うつ病でしたが、軽躁病エピソードを指摘されて、現在は躁病エピソードと診断されています。軽躁病エピソードのときは「躁うつ病」と記載されていましたが、転院後に躁病エピソードとなったときは「双極性気分障害」と記載されています。
ICD−10の病名なら「双極性感情障害」となるのではないかと思いますが、主治医は毎回同じ記載としています。
(参考)
厚生労働省ホームページから引用
http://www.mhlw.go.jp/toukei/sippei/index.html
(ICD−10 第�X章 精神及び行動の障害 気分[感情]障害(F30−F39)抜粋)
第�X章 精神及び行動の障害
(略)
気分[感情]障害(F30−F39)
F30 躁病エピソード
F30.0 軽躁病
F30.1 精神病症状を伴わない躁病
F30.2 精神病症状を伴う躁病
F30.8 その他の躁病エピソード
F30.9 躁病エピソード,詳細不明
F31 双極性感情障害<躁うつ病>
F31.0 双極性感情障害,現在軽躁病エピソード ⇒2006.4該当
F31.1 双極性感情障害,現在精神病症状を伴わない躁病エピソード ⇒2008.9該当
F31.2 双極性感情障害,現在精神病症状を伴う躁病エピソード
F31.3 双極性感情障害,現在軽症又は中等症のうつ病エピソード
F31.4 双極性感情障害,現在精神病症状を伴わない重症うつ病エピソード
F31.5 双極性感情障害,現在精神病症状を伴う重症うつ病エピソード
F31.6 双極性感情障害,現在混合性エピソード
F31.7 双極性感情障害,現在寛解中のもの
F31.8 その他の双極性感情障害
F31.9 双極性感情障害,詳細不明
F32 うつ病エピソード
F32.0 軽症うつ病エピソード
F32.1 中等症うつ病エピソード ⇒2005.7該当
F32.2 精神病症状を伴わない重症うつ病エピソード
F32.3 精神病症状を伴う重症うつ病エピソード
F32.8 その他のうつ病エピソード
F32.9 うつ病エピソード,詳細不明
F33 反復性うつ病性障害
F33.0 反復性うつ病性障害,現在軽症エピソード
F33.1 反復性うつ病性障害,現在中等症エピソード
F33.2 反復性うつ病性障害,現在精神病症状を伴わない重症エピソード
F33.3 反復性うつ病性障害,現在精神病症状を伴う重症エピソード
F33.4 反復性うつ病性障害,現在寛解中のもの
F33.8 その他の反復性うつ病性障害
F33.9 反復性うつ病性障害,詳細不明
F34 持続性気分[感情]障害
F34.0 気分循環症
F34.1 気分変調症
F34.8 その他の持続性気分[感情]障害
F34.9 持続性気分[感情]障害,詳細不明
F38 その他の気分[感情]障害
F38.0 その他の単発性気分[感情]障害
F38.1 その他の反復性気分[感情]障害
F38.8 その他の明示された気分[感情]障害
F39 詳細不明の気分[感情]障害
(以下、略)
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