透析担当医コメント(2024/8/7透析時)
定期検査(胸部レントゲン・採血/月1回)の結果、特に問題ない(胸部レントゲンの結果は心胸比を伝えられることはなかったので詳細不明。採血の結果は透析後に処方箋と一緒に配布あり)。
食欲はありますか?と尋ねられあまりないと回答。血糖値の記録を確認したところ高いわけではないのでインスリンの単位数は変更なしとする。
定期検査結果(2024/8/5採血検査) 赤:高値、緑:低値
検査名 | 検査項目 | 基準範囲 | 単位 | 2024/4/1 | 2024/5/13 | 2024/6/3 | 2024/7/1 | 2024/8/5 |
BUN | 尿素窒素 | 8.0-20.0 | mg/dL | 57.4 | 49.9 | 57.8 | 48.7 | 52.0 |
Cr | クレアチニン | 0.65-1.07 | mg/dL | 11.2 | 9.4 | 9.3 | 8.0 | 12.5 |
Na | ナトリウム | 138-145 | mg/dL | 138 | 137 | 138 | 140 | 137 |
K | カリウム | 3.6-4.8 | mg/dL | 3.5 | 3.8 | 3.6 | 3.4 | 3.1 |
WBC | 白血球 | 33.0-86.0 | 万/㎣ | 107,900 | 106,700 | 109,100 | 107,600 | 118,300 |
Hb | ヘモグロビン | 13.7-16.8 | g/dL | 11.7 | 11.3 | 11.0 | 10.6 | 12.6 |
Ht | ヘマトクリット | 40.7-50.1 | % | 35.6 | 34.9 | 33.5 | 32.7 | 37.8 |
Ca | カルシウム | 8.8-10.1 | mg/dL | 8.9 | 8.6 | 8.1 | 8.1 | 8.7 |
P | リン | 2.7-4.6 | mg/dL | 5.3 | 4.9 | 5.1 | 3.3 | 5.2 |
Alb | アルブミン | 4.1-5.1 | g/dL | 3.3 | 3.6 | 3.5 | 3.2 | 3.6 |
PTH-INTACT | 副甲状腺ホルモン | 10-65 | pg/dL | 309.0 | 181.0 | |||
(参考) 栄養不足レベル | 軽度 | 正常 | 軽度 | 軽度 | 軽度 | |||
e-GFR | 4.9 | 5.2 | 5.2 | 6.2 | 3.8 | |||
血糖(血清) | 73-109 | mg/dL | 96 | 100 | 81 | 184 | 123 |
処方薬一覧(2024/8/7内科・精神科)
1)朝食後
・フロセミド錠40mg「NIG」2錠 (高血圧症)
・エフィエント3.75mg1錠 (狭心症、PCI適用虚血性心疾患)
・アトルバチスタチン5mg「サワイ」1錠 (高コレステロール血症)
・アトーゼット配合錠LD1錠 (高コレステロール血症)
・フェブキソスタット錠20mg「DSEP」1錠 (痛風、高尿酸血症)
・ビソプロロールフマル酸塩錠0.625mg「日産医」1錠 (高血圧症、狭心症)
2)朝夕食後
・【透析】プロマックD錠75mg2錠 (亜鉛欠乏症)
・エパデールS9002包 (高脂血症)
・【大学病院精神科】 デパケンR200mg6錠(躁病、躁状態)
3)夕食後
・【透析】レミッチOD錠2.5μg1錠 (そう痒症)
・【透析】フェキソフェナジン塩酸塩OD錠60mg「NP」1錠 (そう痒症)
・【透析】アミティーザカプセル24μg1Cap (慢性便秘症)
4)毎食後
・【透析】リオナ錠250mg6錠 (高リン血症)
5)就寝前
・センノシド錠12mg「NIG」2錠 (便秘症)
6)自己注射
・インスリングラルギンBS注ミリオペン「リリー」 【持続型インスリン製剤】
朝食前26単位 (糖尿病)
・インスリンリスプロBS注ミリオペンHU「サノフィ」 【超速効型インスリン製剤】
朝昼夕食前22-20-16単位 (糖尿病)
・レパーサ皮下注140mgペン
4週に1回、1回3本皮下注 (高コレステロール血症)
→2週に1回、1回1本皮下注(隔週土曜日接種) (2024/8/8変更)
7)透析終了時静脈注射
・【透析】ウパシタ静注透析用25μgシリンジ×2 (R6.4.1開始、二次性副甲状腺機能亢進症)
→【透析】ウパシタ静注透析用25μgシリンジ×1 (2024/8/2変更、2024/8/16事後確認)
8)院内処方【院内薬局受領】
・【透析】ダーブロック錠2mg0.5錠 朝食後 (院内処方必須、腎性貧血)
・【透析】リドカインテープ18mgニプロ 全量45枚 (静脈留置針穿刺時の疼痛緩和)
→【透析】リドカインテープ18mgNP 全量45枚 (2024/8/7変更)
・マイクロファイン 全量84本 (ペン型注入器用ディスポーザブル注射針)
・グルテストNeoセンサー 全量90枚 (自己検査用グルコースキット)
・ニプロLSランセット30G 全量90枚 (医療用穿刺器)
9)院内処方【内科受領】
・CHG消毒綿0.2% 2枚入×60包 (ノンアルコール消毒綿)
主治医説明後の感想等
院内処方は、内科で院外処方の処方箋(院内処方分を見え消し)、院内処方の発行券を受領して院内薬局に提出して受け取るシステムです。この際に内科で消毒綿を配布となる仕組みなのですが申し出ないと渡してくれません。大学病院のときは何も言わなくても必要量を診察時に医師が確認してオーダーを出しているので必ず渡してくれました。毎回申し出るのは気まずいのでなかなか言えずにそのまま帰ってきます。今回も渡してくれなかったのですが話してみたら渡してもらえました。
院内薬局の注射針なども大学病院のときは上記と同様に医師がオーダーを出してくれるので必ず渡してくれました。今回も渡してくれなったのでどうしようかなと思っていたら会計時に声をかけられてもう一度院内薬局に行って伝えたら薬剤科次長というネームプレートを付けた方がたまたま窓口の担当で嫌な顔をされました。気まずかったです。近くで担当の若い薬剤師さんが忘れちゃったと笑っていました。毎回気まずい思いをするので院内処方のある日は憂鬱です。
院外処方は地元に戻ってからずっとお世話になっているので大学病院分と透析関係分の一包化や病院ごとの処方日数の違いの管理などをすべてやってくださるので本当に助かります。処方変更があった時に説明してくれたり、薬剤師さんが疑問に思うことがあるとメーカーに問い合わせたうえで病院に連絡して医師に確認してその結果を教えてくれます。医師の処方間違いや日数の間違いなど何度かあってありがたいです。知識もないし最近はぼんやりしていることも多いので自分で管理するのは難しいことから正直に院外薬局の薬剤師さんに現状をお伝えして助けてもらっています。
(2024/8/8追記)院外薬局の薬剤師さんから
レパーサ皮下注140mgペンの処方内容が前回同様に「4週に1回、1回3本皮下注」とされていたことから病院に連絡して主治医の先生に確認をしたところ「忘れていました、2週に1回、1回1本皮下注でしたね、接種日は前回どおり隔週土曜日、処方本数は処方箋のとおり3本のままにしましょう」とのことでした。これまでどおりの自己注射でお願いしますとのこと。
>2024/7/9院外薬局の薬剤師さんから
>メーカーに問い合わせしたところ「レパーサ皮下注140mgペンの用法は2週に1回皮下注とされている、それ以外はない」とのことであり、病院に連絡して主治医の先生に伝えたところ「わかりました、2週に1回皮下注としましょう」との話がありましたとのこと。主治医の様子はどうしたか、不機嫌になっていませんでしたかと尋ねると「主治医の先生は『そうなんですね』という感じで大丈夫でしたよ」とのことでした。
2)レパーサ皮下注140mgペン(2週に1回)は、メーカー制限で用意できなくなったレパーサ皮下注420mgオートミニドーザー(4週に1回)の代替品(以前処方されていたもの)。院外薬局の薬剤師さんによると、処方切り替え時に用量を同数にするために4週に1回、3本としたのだろうとのこと。元々大学病院では140mgペン2週に1回1本だったものを透析導入のために地元病院へ転院時した際に院内薬局の在庫の都合で420mg4週に1回1本に変更したもの。140mgペンの接種はとても痛いので1回1本を1回3本に変更するのはとてもつらかったので助かりました。
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