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シュリンク―精神科医ヨワイ― (3)パーソナリティ症

hyouhyou

中村倫也さん(精神科医役)と土屋太鳳さん(看護師役)が出演するNHKの土曜ドラマを見ました。最終話(第三話)はパーソナリティ症(新宿のBARで働く風花役、白石聖さん)でした。
ドラマの中の気性が激しく感情をうまくコントロールできない風花の姿をみるのはとてもつらかったです。私自身も双極症で自覚のないままに周りにずいぶんと迷惑をかけてきましたが生きづらさは大きく違うように感じました。見捨てられ不安や共依存にならないようにということは少しだけですがなんとなく理解していたつもりでいました。初診時に診察や電話相談のルールも大切なことだと思いました。自分には距離を置くしかできないと思いました。
この最終話は途中でみるのがつらく目をそらしたくなりました。テレビを消してしまいたいとも思いました。自分の状態が不安定になりそうで耐えがたかったからです。
現実に上手にかかわりをもてる自信はないというのが正直な気持ちです。SSTも自信がなく参加したこともありません。もしかしたら数回ならドラマの中の参加者のように演じることはできるかもしれないのですが今の自分には難しいと思ってしまいます。
なんとか最後までみることができました。倫也さんのクリニックで診察を重ねることで風花自身が育ってきた環境やなりたい自分の目標に気づき回復までの道筋に沿って改善していく様子が描かれていました。このように治療は進むんだなと思いましたが実際にはこのようにうまくいくことはあるのだろうかと感じてしまいました。本当に大変難しいつらさではないかと思っていたので。
20年という自分にとっては長い間精神科に通院しています。これまでこのように取り上げていただいて理解を深める機会はなかったのでとても参考になりました。ただ自分自身が不安定のために巻き込まれてしまいそうで少し怖いような気もしています。

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