透析担当医コメント(2024/6/10透析時)
定期検査(心電図/年1回、胸部レントゲン・採血/月1回)の結果、特に所見はない。
血糖値を確認したところ問題なさそう。持続型インスリンの単位数などを調整する。
定期検査結果(2024/6/3採血検査) 赤:高値、緑:低値
検査名 | 検査項目 | 基準範囲 | 単位 | 2024/4/1 | 2024/5/13 | 2024/6/3 |
BUN | 尿素窒素 | 8.0-20.0 | mg/dL | 57.4 | 49.9 | 57.8 |
Cr | クレアチニン | 0.65-1.07 | mg/dL | 11.2 | 9.4 | 9.3 |
Na | ナトリウム | 138-145 | mg/dL | 138 | 137 | 138 |
K | カリウム | 3.6-4.8 | mg/dL | 3.5 | 3.8 | 3.6 |
WBC | 白血球 | 33.0-86.0 | 万/㎣ | 107,900.0 | 106,700.0 | 109,100.0 |
Hb | ヘモグロビン | 13.7-16.8 | g/dL | 11.7 | 11.3 | 11.0 |
Ht | ヘマトクリット | 40.7-50.1 | % | 35.6 | 34.9 | 33.5 |
Ca | カルシウム | 8.8-10.1 | mg/dL | 8.9 | 8.6 | 8.1 |
P | リン | 2.7-4.6 | mg/dL | 5.3 | 4.9 | 5.1 |
Alb | アルブミン | 4.1-5.1 | g/dL | 3.3 | 3.6 | 3.5 |
PTH-INTACT | 副甲状腺ホルモン | 10-65 | pg/dL | 309.0 | 181.0 | |
(参考) 栄養不足レベル | 軽度 | 正常 | 軽度 | |||
e-GFR | 4.9 | 5.2 | 5.2 | |||
血糖(血清) | 73-109 | mg/dL | 96 | 100 | 81 |
処方薬一覧(2024/6/10内科・精神科)
1)朝食後
・フロセミド錠40mg「NIG」2錠 (高血圧症)
・エフィエント3.75mg1錠 (狭心症、PCI適用虚血性心疾患)
・アトルバチスタチン5mg「サワイ」1錠 (高コレステロール血症)
・アトーゼット配合錠LD1錠 (高コレステロール血症)
・フェブキソスタット錠20mg「DSEP」1錠 (痛風、高尿酸血症)
・ビソプロロールフマル酸塩錠0.625mg「日産医」1錠 (高血圧症、狭心症)
・アムロジピン口腔崩壊錠2.5mg0錠→1錠 (高血圧症、狭心症)
2)朝夕食後
・【透析】プロマックD錠75mg2錠 (亜鉛欠乏症)
・エパデールS9002包 (高脂血症)
・【大学病院精神科】 デパケンR200mg6錠(躁病、躁状態)
3)夕食後
・【透析】レミッチOD錠2.5μg1錠 (そう痒症)
・【透析】フェキソフェナジン塩酸塩OD錠60mg「NP」1錠 (そう痒症)
・【透析】アミティーザカプセル24μg1Cap (慢性便秘症)
4)毎食後
・【透析】炭酸ランタンOD錠250mg「イセイ」9錠→6錠 (高リン血症)
・【透析】リオナ錠250mg6錠 (高リン血症)
5)就寝前
・センノシド錠12mg「NIG」2錠 (便秘症)
6)自己注射
・インスリングラルギンBS注ミリオペン「リリー」 【持続型インスリン製剤】
朝食前36単位→32単位 (糖尿病)
・リスプロBS注ミリオペンHU「サノフィ」 【超速効型インスリン製剤】
朝昼夕食前22-26-16単位 (糖尿病)
・レパーサ皮下注420mgオートミニドーザー
4週に1回 (高コレステロール血症)
7)透析終了時静脈注射
・【透析】ウパシタ静注透析用25μgシリンジ×2 (R6.4.1開始、二次性副甲状腺機能亢進症)
8)院内処方
・【透析】ダーブロック錠2mg0.5錠 朝食後 (院内処方必須、腎性貧血)
・【透析】リドカインテープ18mgニプロ 透析2時間前3枚 (静脈留置針穿刺時の疼痛緩和)
主治医説明後の感想等
先月(5月)から、定期検査の翌週に主治医が透析中のベットを訪れ口頭で説明するようになりました。検査結果の記録は透析終了後、処方箋と一緒に内科窓口でに配布されるようになりました。これまでずっと説明も配布もなかったで急な対応の変更に驚いています。
本日の透析中に、隣のベッドの患者が主治医へ腎移植が決まったと報告を行っていました。主治医は透析担当医のため、シャント手術はもちろん腎移植もノータッチです。入院手術後は透析不要で腎外来でフォローを受けることになるので次回予約はとらないと話していました。
腎移植を受ける患者は40代後半から50代前半、かなり若く見えます。透析を始めて半年もしないうちに腎移植を受けることになったようです。いつもDWを4kg超で来院したり、看護師にあっちが痒いとか、痛いなどいろいろ注文をつける人だったので目立っていました。
自分には近親者もいないので透析導入の説明を受けたときから腎移植は諦めています。
※レパーサ皮下注420mgオートミニドーザーが処方になりました。院外薬局の薬剤師からメーカー制限により在庫がなくなるので用意できないと4月から言われています。主治医は対応してくれないので病院と薬局の板挟みで苦しいです。
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