1 精神科クリニック通院治療(前回9/6、今回9/11、次回9/19)
(1) 前回通院時(6日)の血液検査の結果に基づく血中濃度の計測値をみながら、主剤(気分安定薬)の段階的な増量を行っており、主剤2種類のうち1種類の投与量を増量しました。
(2) 躁状態の早期鎮静効果を促進するため、初めて補助剤(抗精神病薬)1種類の投与を開始することとしました。
(3) 主治医から、診察室の様子では落ち着いており、今後もあつれきを生じさせず穏やかに過ごすよう指導を受けました。
(4) 次回の通院は9月19日(金)となりました。
2 最近の療養状況
(1) 職場との関係に不安があり、いまだに療養に専念する環境が整わないことや、療養期間が長引き休職期間に入ることなどから、不安でため息をついたり、多弁、不眠、イライラなどがみられ、精神的な安定に欠けていました。
(2) ほとんど寝ておらず、社会的な情勢変化への関心が薄れてきており、新聞をほとんど読まなくなりました。一方、テレビをみて過ごす時間は増えてきたように思います。
(3) 食事は1日3回決まった時間にとっていますが、家に閉じこもりきりで外出をしておらず、一睡もしない日があるなどの精神的な症状のほか、左手のしびれ、両足首のむくみ、多尿などの内科的な症状もあり、体調はあまりよくありません。
(4) 現在、躁状態のピークから降り始めてきているところにあり、さまざまな精神症状がさらに落ち着きをみせるように服薬治療を中心に行っています。
3 処方薬
リーマス錠200mg×4T/day
デパケンR錠200mg×4T/day → 5T/day(今回増量)
ワイパックス錠0.5mg×3T/day
バルネチール錠50mg×0T/day → 3T/day(今回追加)
4 医療費(自己負担)
医療費 490円
院外薬局 300円
5 血中濃度(9/6測定)
バルブロ酸 基準値50〜100 計測値43
リチウム 基準値0.60〜1.20 計測値0.27
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