■主治医との会話
Dr「どうなったの?」
モン「家で測った血圧の記録です。」
Dr「170の110か。少し高いな。先に血圧を測ろうか。」
私「はい。」
Dr「それでどうなの?」
モン「罪悪感、不安、焦りのマイナス思考がぐるぐるしているようです。今週初めの月、火、水あたりははまだ調子がよかったので、散歩に出かけたりしていたんですけど・・・。」
私「腕がざわざわします。仕事のことや将来のことを考えてしまいます。」
Dr「マイナス思考か。」
私「考えていることが4つ位あって、一つ目は人事異動で職場環境や通院環境が変わらないように配慮してもらったのに裏切ったこと、二つ目は異動初日で職場から逃げてしまって人員削減で苦しい職場の誰かに仕事のしわ寄せがいってしまい申し訳ないこと、三つ目は3ヶ月後に復職できるかどうか自信がないこと、四つ目は人事異動はこれからも繰り返すのにやっていけるか不安なことです。」
Dr「うーん。食欲は?」
私「普通です。動くこともできます。夜も眠れますが夜中に何度か目が覚めます。新聞は1面を読む程度。テレビはあまり見ません。」
Dr「おしっこが残る感じはある?お通じはどう?」
私「おしっこは大丈夫だと思います。」
モン「前にトイレにいってもでなかったことがあったじゃない。」
私「そういうこともあったかも。あまり心配していないけど。」
モン「普段から便秘気味だもんね。」
私「そうだね。最近いってないかも。」
モン「そうでもないと思うけど。それと先生。先日いただいた薬(ジェイゾロフト)がそろそろ効いてくる頃かなと。」
Dr「うーん。薬よりも精神的にね・・・。」
私「・・・。」
Dr「人間は多元的なものでね。休む人がいれば、カバーする人もいる。ただ長いスパン、5年、10年で考えるとその役割が変わることがある。つまり今あなたの役割は休むことで、将来、若い職員などが仕事がわからないと困っているときにあなたが助けてあげればいい。一元的と二元的。この場合、二元的に考えると、魂と人間となるわけだが、どちらが先かという話になる。北京オリンピックの聖火リレーも大分もめているようだがあれも主張し合っているけど譲り合えばいいわけだ。中国の歴史を知っている人が見ればおかしなことをしているとなる。あなたは自分の役割が休むことだと腹を決めてしまえばいいんだ。」
私「・・・。」
Dr「このままだと3ヶ月から延長して休養することになる。そうすると罪悪感をまた味わうことになる。広い意味で考えれば休職して3年間時間をかけて休養が必要な人もいるわけだから。そう考えればゆったり考えられるのではないかな。」
私「有給の病気休暇は6ヶ月まで。無給、といっても傷病手当がたしか6割でる休職は一般疾病で1年半。精神疾患で3年だったかな。よく覚えていないのですが。」
(修正追記)
正しくは、病気休暇(有給10割)は6ヶ月、休職は1年目(職場から給与(手当を含む)の8割)、2〜3年目(職場からは0、社会保険から給料(手当を含まない)の8割)
Dr「生活はちょっと厳しくなるな。今住んでいるのは一軒家それともアパート?」
モン「アパートです。」
Dr「アパートでも自分の家だ。ゆっくり休みなさい。」
私「はい。」
Dr「生活のリズムは乱さないようにね。睡眠とか。」
私「はい。あの。一ついいですか。職場から療養報告というか近況報告を1ヶ月ごとに連絡するよういわれているのですが通院の都度報告しておいたほうがよいでしょうか?こんな感じで何も決められないんです。」
Dr「1ヶ月に1回でいいよ。1ヶ月。1ヶ月。」
私「はい。」
Dr「それじゃ。同じ薬を出しておくから。」
私モン「はい。」
■処方薬(7日分)
1 双極性障害の薬
リーマス錠200mg×6T(毎食後)
プロチアデン錠25mg×6T(毎食後)
ジェイゾロフト錠50mg×3T(毎食後)
エバミール錠1mg×2T(就寝前)
2 高血圧の薬
テノーミン錠25mg×2T(朝夕食後)
ユペラニコチネート100mg×2C(朝夕食後)
ベザトールSR錠200mg×2T(朝夕食後)
ディオバン錠40mg×2T(朝夕食後)
■支払(自立支援医療適用・10%負担1,050円)
・再診 71
・医学管理料 0
・投薬料 865
・その他 350
・保険点数合計 1,286
・支払額 1,760円
(通院後の感想)
・主治医は薬よりもまず私の認知のゆがみを修正しないといけないと感じたようだ。
・今回の通院で「今の自分の役割は休むことだ。」、「職場への療養報告は1ヶ月に1回でいい。」ということに決まった。休むことといわれほっとし、迷っていた療養報告もお墨付きをもらった気分だ。
・不安なことを伝えようと思ったけれど、うまく伝えられなかった。
・一日一日が早く感じられるけど復職まではもう少し時間があると思うので頭を空にできるようにしたい。
・それより診察が30分もかかった。といっても半分以上は主治医が私の認知のゆがみを修正しようと二元論や聖火の話など延々と話し続けていたからだけど。診察室から出たら待合室で待っている人たち3人から迷惑そうな視線を浴びた。すみませんでした。
・今度の通院は1週間後。毎週通院だけど休暇中だし、主治医と話せる安心感があり気分的には楽かな。
コメントはこちら