人事と成果主義の総括課長との面談を行いました。
約25分で周りのみなさんと同じ位の時間でした。
課長「君は仕事の知識があるので、残ってほしいと思っていたのだが、異動希望となっているので、どうしたのかと思っていた。」
私「異動の基準が3年なので、異動を希望しなければならないのかなと思って異動希望としていました。自分だけ長くなると、周りであの人は何か病気でも持っているのじゃないかと思われるもどうかと思いまして。」
課長「そうか。君の知識は貴重な戦力だから、あと1、2年残ってほしいと思っていたのだがな。」
私「実は、妻と一緒に主治医に相談してきました。」
-メモを渡して-
(主治医の考え)11/16、12/1 妻同席
・身上調書へ病気のことは書かなくてもよいだろう。
・環境を変えずに現状維持(異動を希望しない)していくほうがよいだろう。
・今の職場に留まることができないのであれば、あえて忙しい職場を希望せず、自分の気持ちに正直に書いたほうがいいだろう。
・もし病気のことを聞かれれば仕事に影響があるようなことはいわず、通院先を変えないと助かるというようなことをいってもいいかもしれないが、できるだけ病気のことで特別な配慮を求めないほうがいいだろう。
(本人の希望)
・引越しなどの環境の変化に多少弱いところがあり、しばらくの間、通院先を変えないようにしたい。
・現在、通院しているクリニックで処方の調整がうまくいき始めており、しばらくの間、この主治医のもとで治療を継続したい。
・仕事はしっかり勤めていけるよう努力したいと考えており、できるならば、しばらくの間、経験の長い本社で勤務したい。
課長「なるほど。」
私「もしもこの職場へ置いてもらえるなら助かります。内科や整形外科などとは違い、精神科の場合は処方の調整が難しかったり、主治医との会話も大切なので相性もあります。市内に5ヶ所の精神科クリニックがありますが、4ヶ所目でいまの主治医のところに落ち着きました。これで異動があればまた仕事に行けなくなったりしないかなと不安でした。今も日曜日に憂鬱な気分になります。平日の朝も憂鬱だったのですが、今は落ち着いています。実は、職場の近くにアパートを借りていて、お昼に自宅で少し横になって休んでいます。以前は土日勤務や無謀な残業をしていましたが、今は勤務時間内で終えるよう心がけています。本線沿いには精神科クリニックが大きな市に1ヶ所くらいはあるのですが、不安なく通院できるかどうかわからないなと思っています。」
課長「そうだったのか。君にはしっかりした奥さまがいて支えてもらっているようなので、その点は安心だな。異動希望先も大変な部署だけど、君ならやれるとは思うが、残ってもらったほうがいいのではないかな。俺も9年同じ部署にいたことがあるからな。」
私「ありがとうございます。それから、あまり忙しくない部署を希望すると、やる気がないと判断されても困るかなと思いまして、これまで経験したことのある部署を希望しました。」
課長「よくわかった。今の話を私のほうで書いて局長へ相談してみるよ。人事なので、どのように決まるかわからないが、今の話はきちんと伝えておくからな。」
私「よろしくお願いします。身上調書のほうに異動希望と書いていますが、異動を希望しないと直したほうがよろしいでしょうか。」
課長「いいや必要ないよ。私のほうで意見書を書いて局長と相談するから。ところで、君は能力が高いのだけれど、
もしかすると病気の症状なのかもしれないが、相手を威圧するような話し方をするから気をつけるようにな。」
私「年度当初は、転入者を引っ張っていかなければならないと、気分が高揚していましたが、ようやく先月くらいから自覚してきており、フラットに、謙虚に仕事をしていこうと考えています。」
課長「気分が高揚しているのは自分でもわかるのか。あと、この病気は統合失調症とは違うのか。」
私「はい。気分の高揚で多弁になったり、不眠になったりします。このようなときは、自分が全て正しいと思ってしまい自分では気がつきません。私の場合は、妻に多弁になってきたよなどと教えてもらったり、主治医のところに妻と一緒に通院し、同席してもらっているので、診察室で妻からみた様子を伝えています。気分の波を抑えるため、生涯、服薬治療が必要です。統合失調症も昔と違い、よい薬が出ており、だいぶ抑えることができるようになったと聞いています。」
課長「そうか。じゃぁこれで。」
私「ありがとうございます。」
コメントはこちら